・はじめに
みなさん、はじめまして。ユーグレナと申します。今回、ポケモン剣盾ランクバトルS5シングルにおいて、自分の好きなリーフィアとグレイシア入りの構築で最終三桁順位をとることができたので、構築記事として残すことにしました。このような文章を初めて書くので拙いところがあると思いますが、よろしくお願いします。
・コンセプト
① コータス＆リーフィアのステロ+あくび展開から積みエース(ドリュウズ・トゲキッス)を通す。
② メタモン入りの受けループをリーフィア・グレイシア・ドリュウズの三竦みの関係で攻略する。
・構築経緯
ⅰ．７世代までで、リーフィア＋グレイシア入りの構築記事が一つしかなく、この構築を開拓している人が少なかったため、研究を開始。8世代の新要素のダイマックスと積み技の相性が良いことと、相手のダイマターンを枯しつつ、あくびによって起点を作れるコータス＆リーフィア受けサイクルが強いと思い、晴れサイクル＋積みエースの構築を作ることが決定。
ⅱ．積みエースの枠には、相手のダイサンダーやボルトチェンジを無効にできるドリュウズと、壁展開を急所という要素で突破できる強運トゲキッスを採用。
ⅲ．このままでは、メタモンに積みエースをコピーされたら止められないことに気づき、メタモン入りの受けループの対策として、今作の典型的な受けループに刺さっているグレイシアをこだわりメガネで採用。
ⅳ．最後にドリュウズを通すために厄介なアーマーガアの牽制とリーフィアの得意とする地面タイプのポケモンの誘導にストリンダーを採用してパーテイ完成。
・個別紹介
性格：わんぱく
特性：葉緑素
持ち物：ゴツゴツメット
実数値：171(244)-130-200(252↑)-×-85-117(12)
技構成：あくび・リーフブレード・あまえる・光合成
※5月7日追記 調整意図の書き忘れ。投稿から1週間たっているにも関わらず、主役のポケモンの調整意図を書き忘れるという失態に気づかず、見てくださった皆様、本当に申し訳ございませんでした。
調整
S-晴れ下で最速スカーフドリュウズ抜き
B-ぶっぱ
H-余り
今シーズン、全試合皆勤賞。コータスで晴れにして、上から「あくび」や「甘える」をすることで多いミミッキュ・カビゴン・ドリュウズなどの物理アタッカーを見ることが可能。ギャラドス、ホルード、パッチラゴンなどのダイジェットをしてくるアタッカーは、上から「甘える」→「光合成」→ドリュウズ引きで対処可能。むしろ、ドリュウズに引いた次のターン、相手の方が上を取っていて、A下降状態で弱点の技を受けるので、逆に起点にすることができる。(こうやって書くとスゲーってなるけど実際にうまくいったのは一回だけ) 持ち物は、汎用性の高いゴツゴツメットを採用。ドリュウズのタスキをつぶしたり、のろいカビゴンやブラッキーに対してTODをするためにも役立ってくれた。
グレイシア
性格：ひかえめ
特性：ゆきがくれ
持ち物：こだわりメガネ
実数値：171(228)-×-130-200(252↑)-115-87(28)
技構成：フリーズドライ・シャドーボール
調整
S-ｓ４振りアーマーガア抜き
C-ぶっぱ
H-余り
今作の受けループはグレイシアが刺さっているので、受ける崩壊役をお願いした。シーズン４ではいのちのたまで使っていたが、定数ダメが嫌なのとHBドヒドイデを確定一発で落とせないことから、こだわりメガネで採用。技が二つだけの理由は後ほど記載。今シーズンは受けループに２回しか当たらず、出した回数も３回だけと完全にお飾り状態だった。ごめんよ・・来期は君を主軸にパーテイ作るからね( ;∀;) 選出率5位
性格：なまいき
特性：ひでり
持ち物：オボンのみ
実数値：176(244)-×-162(12)-105-134(252↑)-23↓(最遅)
技構成：あくび・かえんほうしゃ・ステルスロック・おにび
調整
シーズン1の上位に採用されていたコータスを参考。
対面で竜舞や悪だくみを積んできたラムの実持ちのポケモンに対する切り返しとして、おにびを採用。ミミッキュ対面もおにびを当てることで起点を回避できる。どんな攻撃も一発は耐えてくれるので、本当に頼もしかった。Sは最遅で厳選。ギガイアス対面でも晴れ展開ができるが、最遅ナットレイと同速になっているので注意。今回1番の過労死枠。お疲れ様。選出率はリーフィアに続いて2位の9割越え。
性格：おくびょう
特性：きょううん
持ち物：ピントレンズ
実数値：161(４)-×↓-115-172(252)-135-145(252↑)
技構成：マジカルシャイン・エアスラッシュ・悪だくみ・かえんほうしゃ
調整
H４ C252 S252 特になし。ぶっぱ
積みエース枠1匹目。シーズン4から、キョダイマックスラプラスへのメタとして採用。
相手が壁を張っている状態で技が急所に当たった場合、その時のダメージは壁がない状態で急所に当たった時と同じ」、という内容をポケ徹で見つけ、
『オーロラベール』の効果と覚えるポケモン(ガラル地方)｜ポケモン図鑑ソードシールド｜ポケモン徹底攻略
これは、相手に見えないキョダイマックスラプラスメタになると思い採用。(実際は氷技が来なくて出せなかった)Dが高いカビゴンやニンフィアも急所で突破したり、あくびループに失敗して積めなくても、急所で強引に突破できたりと、中毒になる強さだった。選出率4位。
性格：ようき
特性：すなかき
持ち物：弱点保険
実数値：185-182(212)-86(44)-x↓-85-154(252↑)
技構成：いわなだれ・アイアンヘッド・剣の舞・じしん
調整
B-ダイマックス時にA特化ドリュウズのじしん確定耐え
S-ミラー意識の最速
A-余り
こちらがコータスかリーフィアで、あくびをしたあと、ボルトチェンジやダイサンダーで解除しようとする相手に対して後出し。そのまま起点にして三タテする・・・という動きがめちゃくちゃ強かった。また、上述したリーフィアを物理エースと勘違いし、ドリュウズが物理エースの可能性を考えないで、ポケモンを選出してくれる相手も多く、めちゃくちゃ刺さった。シーズン4からこのポケモンを採用した結果、順位を安定して4桁取ることができるようになった。この構築のMVP。シーズン終盤に珠持ちのドリュウズが増えたので、そこまで耐久を上げるべきだったかな？と感じた。 選出率3位
ストリンダー
性格：控え目
特性：パンクロック
持ち物：とつげきチョッキ
175(196)-×↓-100(76)-154(44↑)-94(28)-116(164)
オーバードライブ・爆音波・祟り目・ほっぺすりすり
※キョダイマックス個体
調整 里暗さんのものを採用しました。
※5月7日追記 細かい調整意図を知りたいということだったので、書かせていただきました。詳しくは下記の里暗さんの記事をご覧ください。
HB→陽気鉢巻ドラゴンアロー確定耐え/陽気珠ミミッキュのシャドークロー確3
S→無振りミミッキュと同速/麻痺した+1最速85族を抜ける
C→大体のロトムをばくおんぱで確2
D→臆病サザンドラの眼鏡流星群確定耐え
相手にドリュウズ、トゲキッスどちらも通すことができない組み合わせ
「バンギラス＋アーマーガア」、「アーマーガア＋ヒートロトム」、を相手にできるポケモン探していました。シーズン4ではスカーフパッチラゴン、シーズン５中盤まではなみのりきあいだま持ちの珠エレザードを使っていました。しかし、この2体では環境トップのドラパルトに何もできないので、不採用。また、初手コータス対面で身代わりを置かれたら、そのまま負けてしまうことが多く、身代わり持ちも牽制できるポケモンも必要でした。そんな中、ソシャゲの趣味で話すようになった里暗(りあん)さんの記事でストリンダーがこの役目を果たせると思い採用。結果的にこのポケモンを使いこなす自信がなく、水統一に当たった時しか出せなかったが、アーマーガアや身代わり持ちの選出抑制と、リーフィアの得意な地面タイプの選出誘導をしてくれたので、本当に感謝。次はもっと活躍させてあげたい。選出率6位
選出パターン
基本選出
(アーマーガアがいない時)
コータス(先発)＋リーフィア＋ドリュウズ
(バンギラス、ヒートロトムがいない時)
コータス(先発)＋リーフィア＋トゲキッス
選出の9割9分がこれ。ドリュウズ体感7割。
3体ともいないときは、意表がつけるドリュウズを選出していた。
裏選出（？）
(バンギラス＋アーマーガア、ヒートロトム＋アーマーガア、コータス＋リザードン)
の予定だったが・・・アーマーガアの選出を切ってコータス＋リーフィア＋ドリュウズにした方が安定して勝てるので、結局ストリンダーは出せなかった。
VS受けループ
シーズン4ではメタモン入りの受けループに積みエースの能力上昇をコピーされて終わっていた。そこで今シーズンは受けループに刺さっているグレイシアを軸にグレイシア・リーフィア・ドリュウズの三竦みの関係を作ることで、後出しでメタモンを処理することにした。
何を言ってるのかわからないと思うので、具体例を上げるとこんな感じ。
例 対戦相手のパーティが 
みたいな感じだった場合、
相手の選出がドヒドイデ・ヌオー(アーマーガア)・メタモンの場合、
相手はグレイシアにメタモンを受け出す。→メタモン(グレイシア)に対してドリュウズ後出し安定。
相手はドリュウズにメタモンを受け出す。→メタモン(ドリュウズ)に対してリーフィア後出し安定。
相手の選出がヌオー・バンギラス・メタモンの場合、
相手はリーフィアにメタモンを受け出す。→メタモン(リーフィア)に対してグレイシア後出し安定。
こんな感じで・・・
誰かひとりがコピーされても、それを安定して後出しできる・・・
リーフィアとグレイシアがいる構築にしかできない勝利を掴むことができる！
グレイシアの技が2つだけなのは、ドリュウズの受けだしを安定にするため。グレイシアのシャドーボールがドリュウズに対して確定3発。フリドラが確定２発。でも、グレイシアとメタモン(グレイシア)の対面では相手はシャドーボールしか押せない。なぜなら、グレイシアはこだわりメガネを持っているため、押し負けてしまうから。
ここまで考えて、自分もしかして天才かよ～と思っていました。
しかし、ここで事件が起きた・・・
メタモン入りの構築に一度もマッチングしなかったのである！
メタモンでグレイシアをコピーした時の相手の顔が見たかったのに！
・重いポケモン
・身代わり持ちのポケモン（特にドラパルト）
初手コータス対面で身代わりされて積まれたらほぼアウト。特に竜舞を積むタイプのドラパは打つ手なし。おにたたドラパルトも、おにびをかわすしか勝ち筋がない。
・ヒヒダルマ
コータス・リーフィアの選出がばれたら、フレアドライブか地震かの択になることが多かった。本当にめんどくさい。
・コータス＋リザードン
コータスミラーで、相手のコータスがあくび→オバヒの動きされてからのリザ展開を誰も止めることができない。最終日マッチングしなかっただけ本当に運が良かった。
・終わりに
TN 真白 最高706位 最終814位
TN ユーグレナ 最高177位(4月2日) 最終2904位
最後まで読んでいただきありがとうございました。始めて構築記事を書いてので、変な文章やにわかをさらすようなところがあったかもしれません。そういうところはこのブログのコメントとかで指摘していただけると嬉しいです。今回の構築は、相手のパーティによって選出がほぼ決まっているので、今からポケモンを始める人でも始めやすい構築になっていると思います。チームIDからレンタルパーティを解放しているので、ぜひ一度試しに使ってみてください(^^)
あと、僕以外にも、もう一人リーシア構築で最終三桁乗った方がいるので、ぜひご覧ください。僕がゴリゴリの積み展開に対して、wingさん(@winglacier0516)が対面寄りの構築になっているそうです。
僕、この方にリーシア構築ミラーで三回負けてるのでいつかリベンジしたいですね
そんな僕らが出会うきっかけになった動画がこちら↓
【ポケモン剣盾】リーシアリフィグレミラー対決発生！お互いの意地をかけた勝負の行方は？！ リーシア(リフィグレ？)研究レポートpart0 【ゆっくり実況】
この試合がきっかけで実況活動始めてみました。 ぜひご覧ください！
最後に、キョダイマックスストリンダーをくれたKAZUKI様（@KAZUKI92344891)
ストリンダーの調整を(勝手に)貰った里暗さん(@DarkVillages)、コータスのの調整を(勝手に)貰った965さん(@shar_poke)、僕がリーシア構築を始めるきっかけになった、リーシア構築の記事を最初に書いたさゆきさん(＠sayuki_cat)。対戦してくださった方々、ありがとうございました。あと、自分が一方的にライバル視してるwingさん、次あったら絶対負けませんからね。(最後、私情でごめんなさい)
なにかありましたらTwitter(@euglena_leafia)に連絡ください。
それでは、またどこかでお会いしましょう。
